◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(19日・東京ドーム)

 広島の小園海斗内野手が、3回までにマルチ安打をマークした。試合前時点で巨人・泉口に1分4厘差まで広げていた打率を3厘上げ、3割1分1厘まで上昇させた。

 初回2死の打席では激走で二塁内野安打をもぎとり、先制の起点となった。3回1死の2打席目はタイミングを外されながら中前にはじき返した。マルチ安打は2戦連続でリーグ1位を独走の今季51度目。9月だけで9度目。この日の2打数2安打の時点で月間打率は4割1分9厘と驚異的。試合前まで中日・岡林、阪神・近本に6本差の安打も、158安打に伸ばした。

 今季は特に巨人戦を得意とする。9~11日の3連戦(東京D)は3戦連続の初回先制打を含む7安打と量産。同カードは、この日を含めた23試合で無安打は2試合だけ。セ・リーグで最高の対戦打率も3割6分5厘となった。

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