◆JERA セ・リーグ 巨人5―4広島(19日・東京ドーム)
巨人先発の山崎は23年と昨年の10勝を上回り、自身最多のシーズン11勝目(4敗)。打っては4回に勝ち越しの二塁打、1点差の6回にもリードを広げる貴重な2点二塁打と、2本の長打で3打点の活躍を見せた。
1試合に打点付きの長打を2本以上マークした巨人投手は、87年7月8日広島戦(札幌円山)の桑田真澄以来、38年ぶり。先制3ランにダメ押しの二塁打を含む3安打(長打2本)、4打点。チームの全得点を一人でたたき出し、投げては3安打に抑えて10奪三振の完封勝利。高卒2年目で10勝目を手にした試合だった。
これで入団1年目の22年から、山崎が自ら打点を記録した試合は、22年5度、23年なし、昨年4度、今年は初めてで通算10度目。その試合で自身の勝敗は-〇〇〇〇--〇〇〇と、投打にわたる働きで無傷の7連勝になった。(阿部 大和)