歌手のEPOが19日、都内で自身の45周年を祝した「EPOベスト・ヒット・ライヴ~45th ANNIVERSARY PARTY!!~」を行った。
EPOは1980年に「DOUNTOUN」でデビュー。
この日のライブでは、アンコールを含めて18曲を披露。2000人のファンを魅了した。20代の頃は、忙しさのあまり「ポップスを歌うことがつらかった」と振り返るが、「今、『う、ふ、ふ、ふ、』の歌詞を見ると『これ、今の私の歌かな』って感じられて、楽しく歌える。45周年にこういう形でライブをする事ができて、ポップスを楽しめている私を見てもらえるのがうれしいです」と心境の変化を明かした。
2020年の40周年記念ではドラムの村上ポンタ秀一さん(享年70歳)が亡くなったことに加えて、コロナ禍の影響もあり、ライブは断念。それでもこの5年間は「たくさん曲ができて、ポップスに関して言うと選ぶのに困るくらい、いい曲がいっぱいできたんです。だからこの5年間はかわいい楽曲を作る時間でもあったかなと思います」と前向きに捉えていた。
現在は、沖縄を活動拠点としており、「暮らしの中からゆっくりと音楽作りができる」と充実した表情。「好きなものがいっぱいあって、海とか自然とか、人もすごくいいですし、日常生活のリズムを作ってくれる。そういう暮らしの中からゆっくり音作りができる」と明かした。
音楽活動を「楽しめるうちは(ずっと)やりたい」と話すEPOは、10月1日に新アルバム「EPOFUL」を発売予定。