◆JERA セ・リーグ 巨人3―1広島(20日・東京ドーム)
2位争いを展開中の巨人が4位・広島に2連勝。貯金を1とし、CS進出を決めた。
岡本和真内野手の2戦連発14号ソロで先制。同点に追いつかれたが、4回、リチャード内野手への押し出し死球と浦田俊輔内野手の中前適時打で2点を勝ち越した。
横川は8月22日以来1か月ぶりの今季2勝目。7回は6年ぶり2度目のシーズン60登板となった中川皓太投手、8回は今季60登板目で12年、山口鉄也の球団最多記録と並ぶ44Hとした大勢投手、9回は球団記録更新の44S目となったライデル・マルティネス投手という記録ずくめのリレーで締めくくった。
◆阿部慎之助監督に聞く
―岡本が2戦連発
「大きなホームランだったと思います」
―4回は下位打線で打点
「あと1本がなかなか出なかったんですけど、リチャードも(押し出し)デッドボールですけど立派な打点なので。その後の浦田もよく打ってくれましたね」
―浦田がタイムリー
「何も考えずに思い切ってやってくれればと思いますし、自分の持ち味を出そうと思ってやってる姿も見られますので、継続してやってほしいなと思います」
―横川は5回1失点
「スリーツーがちょっと多いかなと思ったんですけどね、カウント負けしちゃってるなっていうのはあったんですけど、よく粘ってね。だいたい80球近くなってくると落ちてくるのでスパッと代えたんですけど。勝ちがついたことでいい自信にしてほしいと思います」
―リリーフ陣が踏ん張った
「何とか明日まであるので中川も途中で代えましたし、何とか2位死守したいので3連投してほしいなというのもあって。いろいろ考えてやってるんですけど。とにかく明日に切り替えてやりたいと思います」
―CS進出は決めた
「やっぱりファンの皆さんも東京ドームでやるっていうのは望んでいるでしょうから。何とか期待に応えられるように最後までやりたいなと思います」
―岡本は昨日のリプレイのようなホームラン
「そうだったね。いい反応したので」
―昨日一発出たことで
「昨日のがすごいいいきっかけになったんじゃないですかね」
―10試合ぶりの先制
「初回を何とかゼロで帰ってきてくれたのがまず流れをつかめたのかなっていうね」
―中川の打者1人交代は明日を見据えて
「そうですね、明日のこともあるので。
―大勢、ライデル・マルティネスも連投したが明日は
「本人たちがいってくれればいいですけど、故障につなげたくはないですけど、何とかチームのために頑張ってくれればうれしいなと思いますけど」