◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(20日・東京ドーム)
今季2勝目を目指し先発の横川凱投手は3回まで無失点の立ち上がり。2回、岡本和真内野手の2戦連発14号ソロの後押しを受けたが、4回先頭の中村奨にストレートを捉えられ左翼席への8号ソロを浴びた。
それでも4回に満塁の好機からのリチャード内野手の押し出し死球、浦田俊輔外野手の中前適時打で2点をプレゼントされると、5回まで75球を投げ1失点で切り抜け、勝ち投手の権利を得た。
勝てば8月22日以来1か月ぶりの白星となる。6回からは二番手として、田中瑛斗投手がマウンドに上がった。
杉内投手コーチは横川について「調子は良さそうだし、落ち着いて投げられている。変化球もしっかり腕が振れているし、テンポも良い。そういう時こそ、ボールにするところはしっかりボールにして、冷静にピッチングをしてほしい」とコメントした。
横川は「インサイドをうまく使い、ゲームは作れたかなと思います。次は1イニングでも長く投げられるよう頑張りたいです」とコメントした。