【中日】引退試合の岡田俊哉はヤクルトの主砲・村上を見逃し三振に　万雷の拍手に笑顔もベンチで涙あふれる
先発し、先頭打者の村上宗隆を見逃し三振に仕留めた岡田俊哉（右から２人目）に交代を告げる井上一樹監督（９９）　（カメラ・豊田　秀一） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　中日―ヤクルト（２０日・バンテリンドーム）

　今季限りで現役を引退する中日の岡田俊哉投手が、引退試合に先発した。１番に座ったヤクルト・村上を見逃し三振に抑えて降板した。

　初球は１４０キロ直球がボールに。２、３球目は見逃しで１ボール２ストライクと追い込んだ。４球目の１４５キロ直球は外角低めに外れたが、最後は１４４キロ直球で、見逃し三振を奪った。

　スタンドからの「岡田コール」に笑顔で頭を下げると、２番手・高橋宏と熱く抱擁。山井投手コーチやナインからのねぎらいを受けて、ベンチであふれる涙をタオルで拭った。

　この日の練習では、全選手がオリジナルＴシャツを着用。球場の通路には、元チームメートで、ナショナルズの小笠原らから贈られた花束が並べられた。

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