◆イースタン・リーグ 巨人―日本ハム(20日・Gタウン)
巨人の育成2年目・園田純規投手が、イースタン・日本ハム戦に先発。6回を投げて7安打1失点、無傷での9勝目の権利をつかんで降板した。
初回、2回と走者を背負いながら無失点に封じ、3回にはこの試合初めての3者凡退。4回までに2度の併殺を奪うなど、打たせて取る投球でアウトを重ねると、4回にティマの適時二塁打が生まれて援護をもらった。
しかし、直後の5回に2死から連打で一、二塁のピンチを招くと、8番・山口に左前へ適時打を浴びて同点に追いつかれた。それでも打線がその裏に勝ち越しに成功し、迎えた6回は無死満塁のピンチから有薗を遊直、吉田を二ゴロ併殺に打ち取ってガッツポーズ。7安打を浴びながら、3度の併殺打を奪って最少失点でしのいだ。
園田は23年育成ドラフト5位で入団。2年目の今季は2軍で公式戦デビューを果たし、試合前の時点で12試合に登板して8勝0敗、防御率1・50と安定した成績を残していた。