9月20日の阪神10R・夕月特別(芝2000メートル=7頭立て、牝馬)は、北村友一騎手が乗った断然の1番人気グローリーリンク(牝3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父キズナ)が2番手から抜け出して快勝した。1馬身1/4差の2着は逃げた2番人気のウィルサヴァイブ(川田将雅騎手)。

そこから8馬身離れた3着に6番人気のスターリングアップ(池添謙一騎手)が入った。勝ちタイムは1分57秒6(良)。

 北村友騎手は「ずっとワンターンの競馬を使っていたので、ツーターンでどうかと思いましたが、(ハミが)抜けるところはつくれなかったけど、はみ出ることなくキープできて、4コーナーまで持っていけました。時計が速い中でしっかり勝ち切ってくれたことが良かったと思いますし、競馬の幅がより広がってくれたらいいと思います」と振り返った。

 吉岡調教師は「1頭前にいて、競馬がしやすかったです。時計も速かったですね。初めての距離も克服できました。オーナーと相談ですが、秋華賞も選択肢のひとつです」と喜んだ。

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