◆米大リーグ ドジャース6―3ジャイアンツ(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが19日(日本時間20日)、13年連続となるポストシーズン(PS)進出を決めた。この日PS進出マジックを「1」で迎え、対象チームのDバックスが敗れたため、ジャイアンツ戦の試合中に進出は決まっていたが、逆転勝利で花を添えた。

同地区2位のパドレスとのゲーム差は4となり、地区優勝マジック「4」とした。

 この日は今季限りで現役引退のC・カーショー投手(37)がレギュラーシーズンでは本拠地最終登板。5回途中2失点でマウンドを降り、チケット完売の本拠地で大歓声を浴びた。すると、直後の5回に大谷翔平投手(31)が52号逆転3ラン。ベッツが2者連続の20号ソロで一挙4得点を奪い試合を決めた。

 ロバーツ監督は「(5回は)翔平の素晴らしい打席でしたし、(ジャイアンツ先発の)レイをやっと攻略できた。序盤は速球もスライダーも良くて、我々は翻弄(ほんろう)されていたが、あの翔平の打席はレイ自身も驚いたと思う。(打たれたのは)いい球だったと思うから」と称賛。カーショーについては「ベストな投球ではなかったが、彼はいつも何とかやりくりして、試合に勝つ位置にチームを置いてくれた。そして(5回に)もう1人打者と対戦して、ファンが彼をたたえる瞬間を持てたことはこれ以上ないことだったと思う」と話した。

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