ヤクルトは29日、戦力外通告を行った9選手を以下の通り発表した。

 【投手】山本大貴、金久保優斗、山下輝、原樹理、宮川哲、竹山日向、鈴木康平

 【捕手】中川拓真

 【外野手】西川遥輝

 

 昨年巨人を戦力外となり、2年連続で戦力外となった育成・鈴木はイースタンで28試合に登板。

3勝4敗、防御率4・96だった。「何か、すっきりした部分もありますけどね。こうやって支配下になれなくても、ヤクルトの若い子と話しもできたし、自分の中でもいろいろ成長させてもらった1年間だなと思って」と振り返った。

 「正直、自分の中でラインを決めていたんですよ。150キロが出なかったら、自分の野球の引き際かなと思っていて、今年も投げてはいましたけど、出て150だったんですよ。もうちょっと引き際だなというのを感じていて」と現役引退を示唆。こだわりのあった球速に陰りが見えたことも要因の一つとなった。

 「野球に携わるはやりたい」と球団スタッフをはじめ、何らかの形で球界には貢献したい意向を示した。

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