凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)で、クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=とのコンビで挑むアロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)への期待が高まっている。

 アロヒアリイは父ドゥラメンテ、母の父オルフェーヴル、祖父母の代にはサンデーサイレンス、ステイゴールド、シンボリクリスエスなど、日本競馬を支えてきた馬たちの名前がズラリと並ぶ。

特に、母の父オルフェーヴルは12年、13年の凱旋門賞2着という結果を残しており、「日本の競馬を支えてきた馬の血統が、みんな血統表にある。そういう馬が凱旋門賞を勝ってくれたらすばらしいことなんじゃないかなと」とスポーツ報知の競馬記者で現地取材の山下記者も、アロヒアリイの血統の魅力について語る。

 23日に公開された「スポーツ報知 馬トクちゃんねる」ではルメール騎手の凱旋門賞への意気込みを聞いたインタビューが公開され、その中でルメール騎手は「今年は自信があります。トライアルで馬は強かった。フランスで馬の調子は良さそうなのでがんばりたいです」とコメント。このインタビューには「日本近代競馬の結晶のような血統で母父オルフェーヴルで前哨戦も勝った 当日晴れることを祈るのみ」などの声が寄せられている。

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