【高校野球】甲子園４強対決は山梨学院が１０―４で県岐阜商を圧倒！　菰田陽生「３年生と優勝したい」
５回、適時二塁打を放った山梨学院・菰田（カメラ・岩川　晋也） 画像（1枚）

◆第７９回国民スポーツ大会高等学校硬式野球競技会▽準決勝　山梨学院１０―４県岐阜商（３０日・マイネットスタジアム皇子山）

　７イニング制が導入された、国民スポーツ大会（滋賀）高校野球硬式の部は準決勝が行われた。今夏の甲子園で４強入りを果たした山梨学院と県岐阜商の対決は、強打の山梨学院が勝利した。

　３回無死一、二塁で４番の横山悠捕手（３年）が犠打を成功させ、県岐阜商先発の豊吉勝斗投手（２年）の悪送球により横山も出塁。その間に１点を先制し、無死二、三塁となった。そこから平野天斗遊撃手（３年）のスクイズと、菰田陽生一塁手（２年）の左前適時打でさらに２点を追加した。

　一時は１点差に迫られたが、その後得点を重ね、１０―４と圧倒した。１９４センチ１００キロの菰田は４打数４安打２打点と大暴れ。２９日の１回戦では３打数無安打に終わったが「県大会と意識を同じに持って、打席に立つように」と精神的なアプローチを変えたという。「最後は優勝して３年生との野球を終えたい」。１０月２日に行われる決勝で、有終の美を飾る。

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