◆第60回京都大賞典・G2(10月5日、京都競馬場・芝2400メートル=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)
第60回京都大賞典・G2(5日、京都=1着馬に天皇賞・秋への優先出走権)でサブマリーナが重賞初制覇し、飛躍の秋へつなげる。新潟大賞典2着、チャレンジC4着と重賞で通用する力は証明済み。
この日は栗東・坂路をキャンター。65秒0―15秒4でシャープに駆け上がった。前走のチャレンジCは、阪神内回りコースで器用に立ち回れなかったが、今回は5戦3勝の京都。久保智助手が「武豊ジョッキー(今回は横山和)も京都の方がいいと言っていた。下り坂でスピードに乗れる」と言うように、名手も太鼓判。「京都の外回りコースは結果も出ていますし、距離も問題ないと思う」とトレーナー。スウィープフィート(24年チューリップ賞)に続く、自身が管理したスワーヴリチャードの産駒での重賞2勝目へ期待を込めた。(戸田 和彦)