◆JERA セ・リーグ 巨人4―2中日(30日・東京ドーム)

 巨人のライデル・マルティネス投手がセ・リーグ記録に並ぶ46セーブをマークし、05年岩瀬仁紀(中日)、07年藤川球児(阪神)、中日の守護神・松山晋也に並んだ。田中将大投手の日米通算200勝がかかった試合、2点リードの8回2死一、二塁の場面から大勢に代わって登板。

移籍後初の回またぎ登板ながら、しっかり締めた。これで元同僚の中日・松山と並ぶ46セーブとなり、セーブ王争いは、シーズン最終戦となる10月1日の中日戦(東京ドーム)で決着がつくこととなった。

 マルティネスの試合後の一問一答は以下。

―回またぎだった

「とにかくなんとしても勝ちたい思いでその前に投げたリリーフもそうですし、自分も(田中将が)200勝かかっているのは当然知っているので、勝つって思いで全力で4つのアウトを取りにいった」

マー君の200勝でセーブがついたことについて

「200勝というのは本当にすごいことだと思うので、スポーツやっている人の中ではすごい偉大さもわかってますし、やっぱり自分も本当にうれしいですし、田中選手が勝てたことは自分にとっても本当にうれしい」

―マルティネスにとってマー君はどんな存在

「良いお手本で鏡のような存在。誰もが知っているような日本でもすごい成績を残して、当然素晴らしい投手で活躍されて。いいところをどんどん吸収して参考にしてる選手です」

―いつもと違うマウンドだったと思うが

「緊張やプレッシャーみたいなものはなかったです」

―8回ブルペン入ったのは

「ベンチ前でキャッチボールというのはあまりしたくなかったので、そういう意味で、ブルペンで投げました」

―タイトル取らせたい監督の思い

「シーズン中、今まではそういうセーブ数っていうのはほとんど考えてなかったですけど、今日セーブをして、過去の記録、セ・リーグ記録にたどりついたのはそれについては満足してます」

―明日セーブを挙げればセーブ王に

「明日のことは明日にならないとわからないので、明日になったら明日の風が吹くので」

―ブルペンに入り直したのは、気持ち切り替える感じ?

「リセットというか9回の3つアウト取ろうと、8回のことは忘れて9回にフォーカスしようと」

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