武豊騎手=栗東・フリー=が10月1日、今年の凱旋門賞・仏G1(5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の勢力図について語った。今年は参戦しないが、これまで日本人最多の11度騎乗。
今年参戦するクロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイはいずれも現地での前哨戦を勝利した。「3頭とも向こうで勝って臨む。すごい時代になったな」と感心。「いやあ、日本馬勝つかもな。(勝てば)みんな、喜ばしいことだね」と期待を込めた。
また、「日本ではどれが1番人気になるやろうな。クロワデュノールかな」とも言及。欧州の有力馬については「ミニーホークかアヴァンチュールかな。どっちも牝馬やね」と、欧州オークス3冠(英、愛、ヨークシャー)を達成した3歳馬と、ヴェルメイユ賞でG1初制覇を果たした昨年2着だった4歳馬を挙げた。