巨人の育成2年目左腕・三浦克也(かつなり)投手が2日、来季の契約を結ばない旨を通知された。

 東国大から23年育成ドラフト1位で入団。

今年は2月に左肩の手術を受け、同8月に実戦復帰した3軍戦では11試合に登板し防御率3・07だった。「今年の初めに手術を受けて、結果が出なかったらそれまでだなって自分の中でやった1年だったので、その中で結果も出なかったですし全然悔いはないです」と率直な思いを口にした。

 巨人での2年間で一番印象に残っているのは、今季限りで現役引退した近藤の2軍戦でのラスト登板(9月27日)だったという。「引退されるってなった時にすごいいろんな人から温かい声をかけられる姿を見てやっぱりそういう選手、そういう人柄が大事なんだなって改めて実感しました」と語った。

 今後は現役を退き、一般企業で働く予定だという。「この業界に入っていろんな方とのつながり、ご縁を感じたので、その感じた部分で何か自分の中で恩返しできればいいかなと思っています。人材という部分で社会に貢献できたらいいなと思っています」と見据えた。

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