ナ・リーグ東地区王者のフィリーズが3日(日本時間4日)、地区シリーズ第1戦の本拠地・ドジャース戦を翌日に控えて本拠地のシチズンズバンクパーク(フィラデルフィア)で全体練習を行った。

 第1戦に先発する左腕のサンチェス、正捕手のリアルミュートが練習前の会見に出席。

第1戦に先発登板し、打者としても出場する見込みのドジャース・大谷翔平投手(31)との対戦へ、サンチェスは「最近LAで彼と対戦した(3打数1安打、2三振)。それは素晴らしい経験で、本当に特別なものだった。しかし今は投球に集中している。そして自分の感情をコントロールし、マウンドでしっかりとパフォーマンスすることに集中している」と静かに闘志を燃やした。

 リアルミュートは9月16日に大谷が先発した試合は欠場していたが「他の選手の話を聞いていると、彼の投球は本当に素晴らしい。彼は様々な投球を混ぜて我々を巧みに操り、打者のバランスを崩していた。誰もが彼の投球の良さを口にしていた。速球は力強く、変化球も鋭い。だから彼は我々にとって間違いなく手強い存在になるだろうが、彼と対戦するのが2度目になるということは我々の助けになると思う」と意気込んでいた。

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