今季限りの現役引退を発表していた楽天・岡島豪郎外野手が4日の西武戦(楽天モバイル)後に行われた引退セレモニー後、球場内で引退会見に臨んだ。11年ドラフト5位で入団後、楽天一筋で14年間プレー。
この日1軍に昇格し、8回の先頭打者として代打出場。「これが最後かと思ったら…」と目を潤ませながら打席に入ったが、同じ群馬県出身の西武・高橋の投じた4球目の145キロ直球を中前にはじき返した。「高橋君もめちゃくちゃ気を使って投げてくれた」と感謝。9回の守備では右翼→左翼と守備位置を変え、最後は同学年の鈴木大と交代した。スタンドの歓声と拍手を受けながらベンチに戻り、「どんな時でも背中を押してもらった。本当に声援が力になったので感謝しています」とファンへ思いを届けた。
13年の日本一を振り返り、「あのときは東北一体となって戦えていた。そういう楽天イーグルスを皆さんと一緒に見ていきたいと思っているので。