◆第104回凱旋門賞・G1(10月5日、仏・パリロンシャン競馬場・芝2400メートル、重)

 川田将雅騎手=栗東・フリー=は5日、ABEMAの生中継に特別ゲストとして出演。僅差の勝利を収めたフランス3歳牡馬のダリズ、そして悲願達成を目指した日本勢3頭の走りを見届け、「チャレンジしないと勝てない。

凱旋門賞、ヨーロッパだけが勝ちきれないが、そこを勝ちきれないと」とコメント。続けて、同じくゲスト出演した福永祐一調教師に対し、「福永祐一が勝てる馬をつくってくれるのを期待です」とおどけた。それに対して、福永調教師は「僕はライアン・ムーアで」と返答するなど番組内で仲の良さを披露した。

 今年は日本から、日本ダービー馬のクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)、ビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)、アロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)の3頭が挑戦。勝ったのはダリズ(牡3歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父シーザスターズ)。日本勢の最先着は5着のビザンチンドリームで、今年も日本勢の悲願達成はならなかった。

 川田騎手は、今年騎乗はなかったが、2014年のハープスター(6着)をはじめ4度、凱旋門賞に騎乗経験がある。

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