ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が試合のなかった5日(日本時間6日)、オンライン取材に応じて佐々木朗希投手(23)の今後の起用法について言及した。

 朗希は今季ドジャースに加入。

東京ドームでの開幕2戦目で先発するなど開幕ローテ入りをつかんだが、わずか1勝にとどまり、5月には右肩インピンジメント症候群のため負傷者リスト(IL)に入って離脱した。8月にマイナーで対外試合復帰したが、チームの先発陣が充実していることもあって、9月からは今季限定ながら救援に転向。前日4日(同5日)の地区シリーズ第1戦、敵地・フィリーズ戦では2点リードの9回を1回1安打無失点で抑えて試合を締めくくり、日米通じて初のセーブがついた。

 ロバーツ監督は朗希の働きを「抑えに限定したくない。相手のラインアップを見たときに、8回が重要になることもある。色んな選択肢がある。ただ彼は、最も頼れるリリーバーの1人だ」と絶賛しながら、試合状況に応じて、起用を9回などのセーブシチュエーションに限らないことを示唆した。

 第1戦から一夜明けたこの日は試合がなく、中1日空くことで第2戦に登板することも可能。さらに第2戦を終えると移動日のため再び1日試合がないため、2日連続の連投をせずとも、第3戦まではすべての試合に投げることができる日程とあって、指揮官も「あした投げても問題ない」とした。

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