藤川球児氏、岩隈久志氏、五十嵐亮太氏らが野球殿堂入り候補者に　発表は１月１５日
左から藤川球児氏、岩隈久志氏、五十嵐亮太氏 画像（1枚）

　野球殿堂博物館は４日、２０２６年の野球殿堂入り候補者５３人（プレーヤー表彰２３人、エキスパート表彰２０人、特別表彰１０人）を発表した。

　プレーヤー表彰では、ヤクルト、メッツ、ソフトバンクなどでリリーバーとして活躍した五十嵐亮太氏、近鉄、楽天、マリナーズなどで日米通算１７０勝の岩隈久志氏、歴代６位の通算２４３セーブ、同７位の通算１６３セーブをマークした現阪神監督の藤川球児氏の３人が新たに候補者入りした。

　指導者としての実績も加味するエキスパート表彰では前ヤクルトコーチの杉村繁氏、元広島監督の野村謙二郎氏、元西武監督の渡辺久信氏が新たに候補者入り。球界に貢献した人物を対象とした特別表彰では元早大監督の野村徹氏が候補者に加わった。

　殿堂入りは報道関係者や球界関係者による投票で決められ、来年１月１５日に発表される。

◆プレーヤー表彰候補者（前年の得票順、※は新候補者、敬称略）

　川相昌弘、宮本慎也、松井稼頭央、桑田真澄、上原浩治、阿部慎之助、松中信彦、Ｔ・ローズ、城島健司、稲葉篤紀、井口資仁、石井琢朗、小笠原道大、前田智徳、佐々岡真司、赤星憲広、山崎武司、新井貴浩、小久保裕紀、田口壮、※五十嵐亮太、※岩隈久志、※藤川球児

◆エキスパート表彰候補者（同）

　栗山英樹、長池徳士、岡田彰布、ブーマー、大沢啓二、谷沢健一、安仁屋宗八、柴田勲、大島康徳、有藤通世、新井宏昌、加藤英司、梨田昌孝、足立光宏、土橋正幸、辻発彦、尾花高夫、※杉村繁、※野村謙二郎、※渡辺久信

◆特別表彰候補者（同）

　尾藤公、宇佐美徹也、鈴木義信、大和球士、宮井勝成、金子鋭、高橋昭雄、斎藤三郎、近藤兵太郎、※野村徹

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