講談師の神田伯山が13日、都内で書籍「それでも息子を日本の小学校に通わせたい」(3月18日、新潮社刊)刊行記念イベントに著者のドキュメンタリー監督の山崎エマ氏と出席した。

 この日は、「小学校~それは小さな社会~」の監督を務め、同作で米アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた山崎氏にとっての初の著書や同映画についてトークを展開した。

著書では、日本の教育などについても語られていることから、神田は学生時代を回顧。中学生時代には、苦悩を抱えていたことを明かし、「小学校4年生の時にオヤジが死んじゃって、人間の死とかに向き合いたいと思っていた。あのときの僕は、もっと違う勉強をしたかった」と語った。続けて「(周囲の人たちは)みんないい人なんですけど、ずっと違う場所で学びたいな、自分が本当に学びたいところはどこなんだろうってずっと探していたので、もっと選択肢が日本にあるといいなと思いました」と経験談を交ぜながら、日本の教育体制に言及した。

 また、講談師になると決めた時期についても振り返り、決め手について問われると「今飛び込まないと、一生後悔するかもしれないと思った」と回答。当時の時代背景を踏まえ「講談師になるのは、ばくちでいったらほぼ負けるばくち。でも、そのばくちに賭けたくなったし、自分と講談、重なるところも多いと思った」と振り返った。

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