◆東都大学野球春季リーグ戦第2週第1日▽青学大8―0中大(14日・神宮)
7回を終え、青学大が8点リードのワンサイドゲーム。だが8回、マウンドに向かう中大の投手に、ネット裏のスカウト陣はくぎ付けになった。
メンバー表の身長には「197センチ」とあるが、神宮の電光掲示板に映し出された表示は「201センチ」。いったいどっちなんだ…。角度あるストレートはこれまでの148キロを上回り、メジャースカウトのスピードガンで最速93マイル(約149・7キロ)を計測。カーブとフォークを操り、強打の青学大打線を抑えていった。9回は1死一、二塁のピンチを招くが、後続を断った。2イニングを1安打無失点、2K。無限のポテンシャルがうかがえた37球だった。
「ベンチやブルペンの時から、投げ終わった先輩…東恩納さんがベンチから声をかけてくれたので、投げやすい状況でした。前回は先輩におんぶに抱っこで、投げさせてもらっている状態。前は消化試合。今回は青山学院さんという相手の中でベンチに選んでもらい、登板させてもらったので、心意気や準備は前より良かったと思います」
身長は中2から中3の間に「12~13センチぐらい」伸びたという。
ネット裏では複数のNPBスカウトに加え、2球団のMLBスカウトが熱視線を送った。あるメジャースカウトは「中大に行かねばなりませんね」と笑みを浮かべ、将来性に太鼓判を押した。
立命館宇治では2年夏、甲子園のマウンドに立った。長身の利点に「マウンドに立った時、対戦しているバッターに威圧を与えられているかなと思うので、その時点で自分がひとつ優位に立てると思っている。気迫が生まれる投球ができるかなと思っています」と十川。清水達也監督も「あれだけの上背があるし、角度もある。入ってきた時よりも10キロぐらい、球も速くなっている。頭がいいんですよ。
大学での目標に「そんなに先発したいとかはないんですけど、今、青山学院大学が戦国東都とは言えないくらいの成績を残されているので、絶対そこを倒す中で、戦力の大きい一部になればいいなと思っています」と右腕。名門復活へ、でっかい仕事を成し遂げる。(加藤 弘士)










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