フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(71)の長男で、ミュージシャンや俳優として活動する古舘佑太郎(35)が、アルバムをリリースすることを報告した。
15日までに自身のインスタグラムを更新し「ソロとしては10年ぶりとなるフルアルバム、『TAYUTAU』をリリースします」。
アルバムへの思いを長文で投稿。「バンドが解散した2年前、僕は本気で音楽を辞めようとしていた。手放してしまえば新しい世界が開けるかもしれないと考えていたし、もうやり切ったとさえ感じていた。そんな状況下で、とある旅をきっかけに『最後にやり残したことはないだろうか?』と思い立ち、曲を作り始めた。その当時の心の経緯は、昨年刊行した書籍『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』で克明に綴(つづ)ったつもりなので、割愛させていただく」という。
バンド解散からの生活を振り返り「この2年間は、ミュージシャンとしての表立った活動はほとんどしていない。とことん沈もうと決めて過ごした。たとえ応援してくれる方々から忘れられようとも、仲間たちから『最近何してんの?』と心配されようとも、先輩から叱られようとも……。今潜らないとミュージシャンとしてもう浮上することはできないような気がしていた。2年の歳月、ひっそりと自分と向き合うことは、せっかちな僕にはとてつもない遠回りな道のりだった。その道すがらで指針となったのは一つ」と回顧し「僕がやり残していたのは、『自分を信じる』ことだった。
そして「作詞・作曲に没頭し、一緒に音を鳴らしたいミュージシャンに声をかけて回り、プロデュース、ディレクション、原盤費に至るまで、アルバムにまつわるほとんどを自分で担った。素晴らしいミュージシャン、クリエイターたちの才能と優しさに支えられて完成したことは大前提として、『自分を信じる』ことを最後まで貫けたことがとても嬉(うれ)しい。そして、それは僕の音楽を待ってくれているリスナーを信じることに繋がることだとも悟った。今夜みんなの元に届くことが楽しみでならない」と期待。
続けて「僕と音楽の関係性は、ピンと張り詰めたり、緩んだり、こんがらがったり、解けたり、まるで、『たゆたう』糸のようだった。そして、それはどんな浮き沈みの中でも決して切れることはなかった。今日の僕が、ソロミュージシャンとして、古舘佑太郎として、音楽をどこまでも続けていきたいと強く思えているのは、間違いなく本作『TAYUTAU』のおかげだ」と締めくくった。
佑太郎は2017年にバンド「2」(ツー)を結成し、ボーカル・ギターを担当(2024年2月に解散)。

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