ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで、日本史上初めて金メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が17日、それぞれのSNSで現役引退を発表した。連名で「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。

チーム結成当初から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と、感謝をつづった。

 2019年、トライアウトをきっかけにペアを結成した「りくりゅう」。これまで、グランプリファイナルや世界選手権、そしてミラノ五輪で優勝するなど、日本史上初の偉業を数々成し遂げてきた。結成から7年、2人の歩みを振り返る。

 ◆「りくりゅう」の歩み

 ▽2019年8月 7月にトライアウトを受け「りくりゅう」を結成

 ▽同11月 GPシリーズNHK杯で合計179・94点の5位

 ▽同12月 全日本選手権を170・11点で優勝

 ▽20年2月 四大陸選手権で8位

 ▽21年3月 世界選手権を184・41点で10位。22年北京五輪代表枠を獲得

 ▽同9月 オータム・クラシックで合計204・06点をマークし国際大会初優勝を飾る。

 ▽同10月 GPシリーズ第1戦スケートアメリカで208・20点の2位となり、日本人選手同士では初のGP表彰台

 ▽同11月 GPシリーズ第4戦NHK杯で3位。日本勢10季ぶりにGPファイナルへ進出(大会はコロナ禍により中止)

 ▽同12月 22年北京五輪代表に内定。全競技を通じて日本勢第1号に

 ▽22年2月4日 北京五輪の団体SPで自己ベストの74・45点をマークし4位

 ▽同7日 団体フリーも自己ベストの139・60点で2位。日本の銀メダル獲得に貢献

 ▽同19日 日本勢24年ぶりに進んだフリーで141・04点、合計211・89点とし、日本勢で五輪初入賞となる7位

 ▽22年3月 世界選手権で日本勢過去最高となる銀メダルを獲得

 ▽同10月 GPシリーズ第2戦スケートカナダで、合計212・02点で日本勢初のGP制覇

 ▽同11月 GPシリーズ第5戦NHK杯を自己新の216・16点で制し、ペア日本勢初のGP2連勝

 ▽同12月 GPファイナルで日本勢史上初の優勝

 ▽同22日 飛行機の遅延、ロストバゲージなどで3季ぶりの全日本選手権を欠場

 ▽23年2月 四大陸選手権で日本勢初優勝

 ▽同3月 世界選手権で合計222・16点をマークし、日本勢初の金メダルを獲得。同一シーズンで主要国際大会を全制覇する「グランドスラム」を、全種目通じて初めて達成

 ▽同10月 木原の腰椎分離症のため、GPシリーズ2戦をいずれも欠場

 ▽24年2月 復帰戦の四大陸選手権で2位

 ▽同3月 世界選手権のフリーで自己新の144・3点をマークし銀メダル

 ▽同10月 GPシリーズ第1戦スケートアメリカで、合計214・23点のV

 ▽同11月 GPシリーズ第4戦NHK杯で2位、GPファイナルに進出

 ▽同12月 GPファイナルで銀メダル

 ▽同 全日本選手権で5季ぶりV

 ▽25年2月 四大陸選手権を合計217・32点で勝ち2季ぶり2度目のV

 ▽同3月 世界選手権を219・79点で2季ぶりに制し、ミラノ・コルティナ五輪の出場枠を「1」確保

 ▽同4月 日本オリンピック委員会(JOC)から最優秀選手に相当するJOC杯が授与される

 ▽同9月 チャレンジャー・シリーズ「木下グループ杯」で優勝

 ▽同10月 GPシリーズ第1戦フランス大会で優勝

 ▽同11月 GPシリーズ第5戦スケートアメリカで優勝し、GPファイナルに進出

 ▽同12月 GPファイナルのフリーで自己ベストとなる147・89点をマークして3季ぶり2度目の優勝。五輪前哨戦を制す

 ▽同20日 全日本選手権のSPでISU非公認ながら世界歴代最高の84・91点をマーク。

三浦が左肩を脱臼し、フリーは棄権したがミラノ・コルティナ五輪代表には内定

 ▽同27日 三浦の左肩脱臼から回復し、五輪に向けた練習を再開

 ▽2月16日 ミラノ・コルティナ五輪でSP5位から逆転優勝。日本ペア史上初めて五輪金メダルを獲得する。

 ▽同25日 日本記者クラブで会見。三浦は「木原選手が引退する時は私も一緒に引退する」と語る。

 ▽27日 世界選手権(3月、プラハ)の出場を辞退。

 ▽4月17日 現役引退を発表

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