ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで、日本史上初めて金メダルを獲得した三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が17日、連名で現役引退を発表した。それぞれのSNSで「競技人生には区切りをつけますが、私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。

これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です」とつづった。「りくりゅう」の絆を、過去のおもしろやり取り集で振り返る。

 ▼2021年10月、スポーツ報知インタビュー

 ―2人の仲で、過去一番尾を引いた論争は?

 木原「つぶあん派、こしあん派、じゃなかったっけ? (トロントで)日本のスーパーに行って、僕がたまたま、あんぱんを多めに入手したりするんですけど、『いる?』って気をつかって聞いてあげたら、『私こしあん派』って。このやろーと思って(笑)。そんな日常です」

 三浦「私はメロンパンが好き」

 ―食におけるこだわりは?

 三浦「そんなにないですけど、私けっこう甘党で。コーヒーに砂糖を入れようとすると、めちゃくちゃ(木原が)見てきます」

 木原「僕コーヒーに砂糖を入れないので、甘いコーヒーが嫌いなので。いやちょっと、コーヒーに砂糖はないよなっていう(笑)」

 ▼2021年10月、GPスケートアメリカSP後

 ―名前を売っていく上でチームとしてのキャッチフレーズをつけるとしたら?

 木原「おじさんと少女」

 三浦「(即答)やめて。なんか、なんかやだ~気持ち悪い!」

 木原「違うな、これは何か違うな…」

 三浦「年の差9歳だから『ザ・ジェネレーションギャップ』みたいな」

 木原「何か売れない芸人みたいだ」

 三浦「難しいな。まだ未定です」

 木原「皆さんに考えていただけたらうれしいです」

 三浦「募集中です」

 ▼2021年11月、NHK杯一夜明け

 ―2人はなぜそんなに仲がいい?

 三浦「(笑)なんでだろう」

 木原「多分僕が、りくちゃんに合わせてあげているから(笑)」

 三浦「いや、なんだろう。合わせているんじゃなくって、合うんだよね?」

 木原「そうなんでしょう」

 三浦「だから言いたいことも言い合えますし、ぶつかっても一緒に改善できるので」

 木原「チームとして一つの目標に向かっているので。同じ目標を共有、目指せているのでそういった部分の結びつきが強いんじゃないかなと思います。チーム全体がすごく仲が良いので、そういうところじゃないかなと思います」

 ▼2022年3月、スポーツ報知インタビュー

 ―北京五輪の時は目標を5位に置いていた。

世界選手権では?

 木原「(表彰)台に乗れたらラッキー程度ですね。本当に。台に乗れたら大もうけだねっていうような」

 三浦「それはちょっと、それはちょっとダメだ」

 木原「そういう意味じゃない、そんなじゃない。お金の意味じゃない。なに言ってるんだよ(笑)」

 三浦「どっちの意味? どういう意味?(笑)」

 木原「いや、だから、ラッキーだよねって。誰もお金をもらえるとか、そういう意味じゃない」

 三浦「でも今、大もうけだねって言ったよね?(笑)」

 木原「お金じゃない! 何を言ってるんだ君は」

 ▼2026年2月、ミラノ・コルティナ五輪個人SP前

 ―ここまでどのように?

 三浦「本当にいい練習を積んできたからか、スケートのことで言い合うことはなく、『桃鉄』で今、言い合っています。この人、本当に良くないの」

 木原「1回戦目は確かに僕負けたんですよ。2回戦目始まったら、貧乏神がついたんですよ」

 三浦「そこは良かった。そこはよかってん。あなたさあ、だってさあ、何て言うの? 通らなくするカードで」

 木原「うんちカード」

 三浦「そう、置いてけぼりにして」

 木原「そしたら貧乏神がついたら『もうはい、このゲームは終わりです』って。それでケンカしてました。ずるくね? って言って。

激しい戦いをしています」

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