◇リーグワン第15節 埼玉34―24静岡ブルーレヴズ(18日・エコパスタジアム)

 静岡ブルーレヴズは首位の埼玉に24―34で痛い逆転負け。順位は9位と変わらないものの、プレーオフに進める6位・BL東京との勝ち点差は10に開いた。

 10点を追う後半41分のラストプレー。正面45メートルのPGをSO奥村翔(27)が狙う。決まれば7点差で、敗戦でもボーナスポイント1が入る。ここまでコンバージョンなどキック4本をすべて成功させており、「タッチは良かった」。惜しくもポストを直撃。こぼれ球を拾ったNO8クワッガ・スミス(32)が突進して右に展開も、味方が落として試合が終了した。

 前半はレヴズのペースだった。得意のラインアウトモールでフッカー日野剛志(36)が2トライを奪い、一時は14点リード。だが、後半に反則が重なり、同14分に勝ち越された。前身のヤマハ発動機ラグビー部で監督を務めた北川洋さん(63)が14日に亡くなり、全員が左腕に喪章を巻いて臨んだ一戦。日野は「自分が入社したときはラグビー部の部長でした。勝ちたかった」と悔しがった。

 残り3戦となったが、得意の形でトライを取り切れるようになってきたことは光明だ。「全部5ポイント取らないと」と奥村。5月2日にはBL東京との直接対決もある。可能性がある限り、プレーオフへの道は最後まで諦めない。(里見 祐司)

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