全国へとつながる陸上の県中部高校選手権大会が24日に草薙総合運動場陸上競技場で開幕する。男子100&200メートルに静岡市立の伴野智星(3年)が出場。

昨夏の全国総体200メートルで予選通過しながらタイム決勝直前に左太もも肉離れを発症。応急処置して強行出場したが、大きく離れてゴールした男が高校ラストイヤーに雪辱を期す。

 静岡期待のスプリンターが全国総体への第一歩となる大会に挑む。短距離専門で得意は200メートル。「いつも通りに走りたい。まずは、21秒1台が目標」と、抱負を語った。

 悪夢だった昨夏。県選手権でマークした20秒87は、昨年度の全国高校ランキング3位の好記録で、静岡県高校記録まで0秒01だった。「調子が良くて全国総体では表彰台を狙っていたからショックだった」。決勝前のアップ中にまさかのアクシデント。戦える状態でスタートラインに立てなかったことが悔しかった。

 ケガも癒えて、冬季トレは順調にこなした。

今月12日の中部選手権では初めて400メートルに出場、47秒82で大会新をマーク。5月3日の静岡国際では200メートルに県協会推薦で出場予定だ。「トップ選手の雰囲気を味わえるのはいい刺激になる」。地区から県、東海、全国と続く高校生が目標にする総体ロード。昨年の借りを返すために伴野がスタートを切る。(塩沢 武士)

 ◆伴野 智星(ともの・ちせい)2008年9月28日、静岡市生まれ。17歳。小1から陸上を始めた。由比中3年時には、全国中学選手権大会の200メートルに出場。180センチ、70キロ。家族は両親と兄。

  〇…静岡市立では女子走り高跳びの掛川紗希(3年)も全国総体でトップを狙える存在だ。

自己ベストの1メートル75は昨季の高校ランキング1位。昨秋のU20日本選手権では1メートル71で初優勝を果たすなど、さらなる活躍に期待がかかる。「冬季中は色々な合宿に参加させてもらった」と、刺激を受けた。中部総体の前哨戦だった、今月11日の中部選手権では1メートル70の大会タイで優勝と好調をキープ。静岡国際では伴野とともに県協会推薦で出場予定だ。

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