「家族の健康を支え 笑顔をふやす」をビジョンとする株式会社カラダノートは、離乳食の進め方をサポートするアプリ「ステップ離乳食」の提供開始10周年を機に、「家庭内における離乳食に関する家事・育児分担」について調査を実施した。この調査は、特定の人に負担が偏っていることを示すものではなく、家庭内で共有されにくい離乳食の負担を可視化し、相互理解を促進することを目的としている。

 調査の結果、育児参加が広がる中でも、食事領域は分担が進みにくい傾向が見られ、背景には、離乳食に関する負担の実態が家庭内で十分に共有されにくい環境があることが明らかになった。

 調査からは、離乳食が「子どもの成長を感じられる時間」である一方、献立・調理・食事対応といくつもの家事・育児が重なり、思い通りに進まない難しさを伴う実態が見えてきた。

 離乳食に関する家事は、「ほとんど自分が担っている(61.6%)」「主に自分が担っている(21.8%)」と回答した人を合わせると、83.4%にのぼった。育児全体の分担は進んでいるように見えても、食事まわりの負担は依然として一人に集まりやすい現状がうかがえる。

 「楽しい・成長を感じる時間」と回答した人は28%にとどまり、最も多かった回答は「できれば負担を減らしたい時間(45%)」だった。「正解が分からず不安になる(14%)」、「毎回大変でストレスを感じる(10%)」といった声も見られ、前向きな気持ちと疲弊感が入り混じっている様子がうかがえた。

 離乳食において特に大変に感じる工程として、「調理(下処理・調理・保存)」が65%と最も多く、次いで「献立を考える(50%)」、「子どもに食べさせる(48%)」と続いた。準備から片付けまで、負担が途切れなく続くことが見て取れる。

 子どもに食べさせる際の悩みでは、「食べムラがある」「食事中に遊んでしまう」がいずれも40%と高く、「食事に時間がかかる(36%)」、「食べてくれない(35%)」と続いた。さらに、「外出先での食事が大変(34%)」「食べ物をこぼす(33%)」「適した量や進め方がわからない(27%)」など、成長段階ごとに多様な悩みが存在することも明らかになった。

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