米女子プロバスケットボールWNBAのドラフト会議でバルキリーズから3巡目8位で日本人2人目の指名を受けた日本代表のガード、田中こころ(20)が20日、所属するENEOSを通じて、改めて今シーズンは契約を結ばないことを表明し、コメントを発表した。

 田中は「ゴールデンステートと話し合い、今シーズンはWNBAではプレーせず、ワールドカップとWリーグに集中することになりました。

来シーズンに向けてもっともっと技術を学び、色々なことを吸収していきたいと思います」と決断への思いを明かした。

 大阪府出身の田中は強豪の愛知・桜花学園高出身。身長173センチで、3点シュートやドリブル突破などを武器とする。昨年、A代表入りを果たすなど成長著しい。昨夏のアジア・カップでは最年少ながら司令塔のポイントガートに起用され、中国との準決勝で27得点、オーストラリアとの決勝で21得点を記録するなど、準優勝に貢献。「オールスター5」に選出された。2028年ロサンゼルス五輪に向け、代表の主力として期待されている。

 女子の世界最高峰リーグでは過去に萩原美樹子、大神雄子、渡嘉敷来夢(アイシン)、町田瑠唯(富士通)がプレー。5月8日開幕の新シーズンでデビューすれば、日本選手として史上5人目のWNBAプレーヤーとなったが、来季のWNBA挑戦は選択せず、日本のWリーグでのプレーを継続する。

 ◆田中 こころ(たなか・こころ)2006年1月10日、大阪府生まれ。20歳。愛知・桜花学園高では1年時の21年にインターハイとウィンターカップで2冠を達成。

23年、インターハイ準優勝。25年7月、アジアカップで初のA代表入りを果たし準優勝。オールスター5に選出。好きな食べ物は春巻き。173センチ。家族は両親と姉。

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