◆プロボクシング ▽世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)4団体統一タイトルマッチ12回戦 統一王者・井上尚弥―WBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人(5月2日、東京ドーム)

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=が20日、横浜市内の所属ジムで、WBA、WBC&WBO世界同級1位・中谷潤人(28)=M・T=との防衛戦に向けた練習を公開。中谷陣営からはM・Tジムの村野健会長ら3人が視察に訪れた。

 シャドーボクシングで軽快な動きを披露し、ミット打ちやサンドバッグ打ちで強烈なパンチをたたき込んだ井上。練習後、視線を送り続けた村野会長に井上は「包み隠さず、全部やりました」と“報告”した。

 練習後、囲み取材に応じた村野会長は「しっかり動けていて、調整ができている。調子がよさそう。色々な練習を組み立てているなと率直に感じた」と分析。井上が中谷の試合映像などを見て「色々なことを想定してトレーニングしてきたと思う。体重調整もあるので、スピードなど試合では変わってくるとは思うが、スピードなり、パワーなりから、調子がいいというのは一番感じた」そうだ。井上真吾トレーナーが「空間を見てもらいたい」などと話したことについては「色々なことを考えているんだなと思った」と警戒。「色んな作戦があると思うが、実際に対峙(たいじ)して、そこから動き出す」と話すにとどめた。

 中谷は前日19日に帰国。この日は休む間もなく相模原市のM・Tジムで練習を行ったという。「疲れもあるので、ジムワークを少し」と村野会長。

「潤人には(井上が)調子が良さそうだということ、調整ができていて仕上げてきているということなどを報告します」としたが、3人で視察したことについては「色々な視点があるので、見たことをふまえ、3人の意見を集約して伝えたい」と話していた。

 戦績は井上が32戦全勝(27KO)、中谷が32戦全勝(24KO)。

 興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino ペイ・パー・ビュー(PPV)」で独占生配信される。

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