ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本史上初めて金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が28日、都内での引退会見をテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)、TBS系「ひるおび!」(月~金曜・午前10時25分)、フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」(月~金曜・午前9時)の民放3局が生中継した。

 会見に三浦は白のジャケットとスカート、木原がグレースーツにネクタイ姿で登場した。

三浦のあいさつが始まると、木原がさっそく号泣。三浦が「泣かないで、泣かないで」と笑顔でなぐさめた。

 「りくりゅう」は、2度目の出場となったミラノ五輪で2個のメダルを獲得。団体はショートプログラム(SP)、フリーともに出場し、日本の銀メダルに貢献。個人ではSPでまさかの5位発進となったが、フリーで6・90点差をひっくり返す五輪史上最大の逆転劇で優勝した。日本フィギュアの金メダルは荒川静香(06年トリノ)、羽生結弦(14年ソチ、18年平昌)以来。ペア初のメダルが金メダルだった。

 列島は「りくりゅう」フィーバーに沸いた。帰国後の2月25日、日本記者クラブで会見。3月の世界選手権(プラハ)は出場を辞退し、4月にはアイスショー「スターズ・オン・アイス」でがい旋公演を果たした。天皇、皇后両陛下主催の春の園遊会に出席した今月17日の午前に、今季限りでの現役引退を表明。三浦が「木原選手が引退する時は私も一緒に引退する時」と語っていたように「りくりゅう」として一線を退いた。

 

 今後はプロスケーターとして、ペア競技の普及へ挑戦の場を移す。将来的には2人での指導者転向への思いも示しており、日本ペア第一人者の今後に注目が集まる。

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