ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本史上初めて金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が28日、都内で引退会見に臨んだ。今後はプロスケーターとして、そして将来的には指導者への道に進む「りくりゅう」。

所属先「木下グループ」の木下直哉代表は「将来的には、いつかアカデミーを作りたいと思っています」と“りくりゅうアカデミー”の構想を明かした。

 2019年にペアを結成した「りくりゅう」は、カナダを拠点に練習。練習リンクの確保などハード面での困難と共に、日本国内にペアの指導者がいなかったことが大きな要因だった。現役生活を振り返り「これから(日本で)ペアを広げていくにあたって、海外を拠点にするのは難しいこと。私たちも言葉の壁もあったし、大変な思いをした。そういった壁をなくしていきたい」。木原も「ペアを始めたいと思った最初のステップが、海外にいくことだった。ハードルが高かった」と振り返った。

 木下グループでは、京都・宇治市の「木下アカデミー」、そして元世界女王の浅田真央さんが指導する「木下MAOアカデミー」がある。かねて「日本をペア大国に」と青写真を描いていたりくりゅう。コーチングの資格取得なども含めて4、5年後の指導者転向を見据え、木原は「将来、指導者になった時、最初の一歩が国内でできるようになるので。ハードルは非常に下がりますし、やってみようという子が増えていくんじゃないのかなと。

増えていってほしいなと思います」と“りくりゅうアカデミー”を思い描いた。

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