◆第152回ケンタッキーダービー・G1(日本時間5月3日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)

 日本から参戦した坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=騎乗のワンダーディーン(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父ディーマジェスティ)は8着だった。スタートしてからは3、4番手を追走。

だが、直線を迎えると手応えがなくなり、馬群にのみ込まれてしまった。勝ったのは、ホセ・オルティス騎手とコンビを組んだ米国のゴールデンテンポ(牡3歳、C・ドゥヴォー厩舎、父カーリン)で、勝ちタイムは2分2秒27。

 高柳大調教師が「やはり、世界のダービーですよね。ダートで3歳馬の頂点に立てる。行きたい、そして勝ちたいレース」と毎年のように多頭数を登録してきた一戦。自ら手がけた牝馬ワンダーシエンプロの子供で、父も母の父(ワンダーアキュート)も日本産馬という「叩き上げ」がワンダーディーンだった。

 1勝馬の身ながらも2月に海を渡り、サウジダービーは5着だったが、距離を延ばしたUAEダービーで勝利。本場米国では勝てなかったが、高柳大輔調教師は「非常に残念で、がっかりしています。ゲートを待たされても落ち着いていた。スタートも出たし成長を感じましたが、コーナーでぶつけられたのがかわいそうでしたね。でも、最後までしっかり走っていました」とコメントした。

 坂井瑠星騎手(ワンダーディーン=8着)「馬は非常によかったです。

サウジ、ドバイからアメリカと難しいなかで素晴らしい状態に仕上げてくれたスタッフに感謝です。ポジション的には悪くなかったですが、1~2コーナーでかなり接触して脚がたまらなかったです」

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