プロレスラーのYOH(37)が、芸能活動にも力を注いでいる。2016年から芸能事務所「アミューズ」と業務提携を結び、プロレス界の発展のためにテレビなどメディア出演にも前のめり。

このほどスポーツ報知の取材に応じ、熱い思いを語った。(松下 大樹)

 新日本プロレス所属のレスラーとして2012年にデビュー。「IWGP Jr.タッグ王座」など数多くのタイトルを獲得する実力と、端正な顔立ちや鍛え上げた筋肉質な美ボディーでも人気を呼ぶ。趣味はレコード店巡りやDIYなどインドアな一面もあり、そのギャップも魅力だ。

 これまでも、巧みなトークスキルを生かしてフジテレビ系「ジャンクSPORTS」などバラエティー番組に出演。「僕が好きになったプロレスという職業をもっと知ってほしい。僕がもともとプロレスファンだったので、プロレスラーがテレビに出ているとうれしい。僕もこの世界で14年やってきたので、広める側にいきたいなと思っています」と大きな意欲を見せた。

 さらなるバラエティー番組のオファーを心待ちにしつつ「本当は映画とかドラマにも出たいです…」とポツリ。新日本プロレスの先輩でもある真壁刀義は「キングダム」シリーズ、本間朋晃も「パリピ孔明 THE MOVIE」に出演しており「ああいうのは一気に知名度が広がる」と、ひそかにその背中を追う。

 「中身は中学生」だというYOHががやってみたい役は「キャバ嬢にハマるお客さん」。ニヤリと笑いながら「付け払いがたまって、今日払わないといけないけど払えないときの悲壮感ある顔をする役がやってみたい」と恥ずかしげもなく言い切った。

 本業のプロレスでは、14日に開幕する「SUPER Jr」に出場予定。昨年の同大会は準優勝に終わっていることから「今年こそはという気持ちが強い。去年の忘れ物を取りに行く!じゃないですけど、借りがあるので今年は優勝だと強く思ってます」と闘志をみなぎらせた。

 これまでタッグマッチや団体戦で何度もタイトルを獲得してきたが、シングルマッチはいまだに手にしていない。「もともとはシングルのベルトを巻きたいと思って入門してますし、今年は本当に決めたい」と背筋を伸ばした。

 リングの外では奇抜な振る舞いが度々話題に。入場シーンでは漫画「行け!稲中卓球部」のジャージーや、備蓄米が話題になった際には米袋を使ったコスチュームで登場したこともあり「目指すべきは唯一無二。ほかの人がやってもたどりつけないところにいきたいです」とうなずく。「同業者からも『こいつ、すげえな』と言われるのが唯一無二だと思うので、これを積み重ねていきたいというのはあります」。プロレス界を盛り上げる逸材となるべく、目をぎらつかせた。

 ◆YOH(ヨウ)1988年6月25日、宮城・栗原市出身。37歳。

2012年2月、新日本プロレスに入門。同年11月、デビュー。17年「IWGP Jr.タッグ王座」に挑戦し第54代王者。同タイトルを計6回獲得。17年「SUPER Jr.TAG LEAGUE」で初優勝(計4度制覇)。趣味はレコード店巡り、DIY、スケートボードなど。

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