◆プロボクシング ▽WBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・晝田瑞希―同級10位マイ・ソリマン(23日=日本時間24日、エジプト・ギザ)

 プロボクシングのWBO世界女子スーパーフライ級王者・晝田(ひるた)瑞希(30)=三迫=が23日(日本時間24日)、エジプト・ギザのピラミッド前特設会場で同級10位マイ・ソリマン(28)=オーストラリア=との7度目の防衛戦に臨む。12日、合宿中の米ロサンゼルスでオンライン取材に応じ「女子でも面白い試合をするなと思ってもらうためにも、今回はノックアウトします」と5試合ぶりのKO防衛を誓った。

 「Glory in Giza(ギザの栄光)」と銘打たれた同興行では、WBA&WBC&IBF世界ヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシク(39)=ウクライナ=がキックボクサーのリコ・バーホーベン(37)=オランダ=を相手にWBC王座防衛戦を行うなど、世界戦4試合が予定されている。晝田は「こんなに大きなチャンスをいただけて、すごく驚いた。やっぱり私って運がいいなと思った。大変なこともいっぱいあるが、チームのみんなの支えのおかげで今日までやってこられている。今までよりも成長した自分になれているのかなと思っている。いただいたチャンスをものにしたい」と決意を述べた。

 昨年は1月、5月、8月、11月とすべて米カリフォルニア州で防衛戦を行い判定勝ち。今年1月には、ボクシング界で最も権威がある専門誌「ザ・リング」の2025年女子最優秀選手賞を日本選手として初めて受賞した。ただ「リング誌のインスタでも(女子年間最優秀選手の)プロモーションが出てきているが『Who(誰)?』みたいなコメントが多い。それはそうだよな、と自分でも思う」と話し、「少しでもそういう声がなくなるようなチャンピオンになれたら。みんなに認められるのも大事だが、自分自身が自分のことを認められるような試合をしたい。そういうチャンスがある試合だと思う」と世界的にも注目される舞台でアピールするつもりだ。

 階級最強王者に与えられるリング誌認定ベルトも獲得し、WBOからは5度の防衛を記念した指輪も贈られた。「ここで勝たないと、ずっと言っている統一戦につながらない。いい試合をしてしっかり勝って、統一戦につなげられるようにしたい」。統一戦を見据え、史上初のピラミッド興行で存在感を示す。

 戦績は晝田が10戦全勝(2KO)、ソリマンが10勝(6KO)1敗。

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