女優の原菜乃華(22)、ジュニア「ACEes」の作間龍斗(23)が、映画「ないものねだりの君に光の花束を」(今秋公開、安藤尋監督)にダブル主演することが17日、分かった。2023年NHK大河「どうする家康」で豊臣秀頼と、妻・千姫の夫婦役を好演した2人が、映画初共演する。

 23年に映画化され、興行収入45億円超を記録した「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の原作などで知られる、汐見夏衛氏の同名人気小説を実写化。平凡な女子高生・影子(えいこ、原)が、人気者の同級生・真昼(作間)の壮絶な過去を知る、「恋よりも尊い」高校生2人の絆を描く。

 原は、個性がないことがコンプレックスの影子を演じる。正反対に見える真昼と一緒に図書委員を担当することになり、2人の関係が変化する。「互いが互いの支えであり、代えのきかない、かけがえのない存在であるその関係性は、『恋』よりももっと深く強い絆で結ばれた特別なものなんだと思います」と物語の魅力を語る。

 作間が演じる真昼は、大人気アイドルグループのメンバーとして活躍し、学校では勉強も性格も完璧で人気者。自身と共通点のあるキャラクターだが「映像作品の中でアイドルを演じるのは今回が初めてでした」と新鮮そうな表情。真昼は、壮絶な過去を抱える役柄で「演じながら『真昼くん頑張れ』と何度も心の中で唱えてました。生きているだけで様々なことに直面する世の中ですが、そんな中でも日々を懸命に過ごしている方々に、光を届けられたらうれしいです」と力を込めた。

 〇…原作の汐見氏は「素晴らしいキャストとスタッフの皆様によって、心を込めて丁寧に映像化していただけて、とても光栄でうれしく思います。撮影現場で拝見した、愛らしい声で毒づく原さんと、静かな声で皮肉に笑う作間さんは、まさに影子と真昼そのものでした」と絶賛。安藤監督は「二人(の関係性)が稀有(けう)で、かけがえのない二人となってゆく過程を見守っていただけたら」と願った。

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