文化放送は19日、東京・浜松町の同局で定例社長会見を行い、田中博之社長がサッカー北中米W杯について言及した。

 同局は日本代表の全試合を地上波ラジオで実況中継する。

田中社長は「ラジオは嫌な言い方をするとオールドメディア、いい言い方だと推し活メディアといわれる。我々はきちんと盛り上がる大型のイベントを取り扱っていかなければならない。ラジオとしての使命感がある。個人的にも(1998年に日本が初出場した)フランスW杯で、(初戦のアルゼンチン戦が行われた)トゥールーズに行っている身としては今回、最強に強いのではないか」と期待を示した。また、試合の時間帯に触れ「ラジオのメディア特性が生きる大会。通常放送しているプロ野球に比べて高額になるが、全試合の中継に踏み切った」と説明した。

 アルゼンチン戦の思い出として、先発出場した名波浩の場内アナウンスが「『ナナナナ、ナナミ』と呼ばれていて屈辱を感じました」と述懐。今大会の特徴については「結束力が問われる大会。同行される南野選手を含めて、マネジメントや選手のコンディションに腐心をしていると感じる」と述べた。田中社長は湘南ベルマーレのサポーターでもあることから、昨年途中まで同クラブに在籍した鈴木淳之介の選出を、OBの遠藤航と合わせて「旗を振って応援したい気持ち」と笑った。

 6月15日に行われる日本代表の第1戦・オランダ戦と同21日の第2戦・チュニジア戦では、「ミスター・レッズ」の愛称で知られる元日本代表・福田正博氏が解説を務める。田中社長は「非常に知見の広い方。

初めてラジオを聴いた方に、ご自身の体験を踏まえてプレーを的確に解説いただける」と期待を寄せた。

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