女優の榊原郁恵、俳優の和田雅成らが出演する東京マハロ20周年記念公演の舞台「可もなく不可もない戦争」(脚本・演出 矢島弘一)が5月27日~6月2日に東京・下北沢の本多劇場で上演される。

 劇団「東京マハロ」主宰で、放送中のフジテレビドラマ「夫婦別姓刑事」(火曜・後9時)の脚本家としても知られる矢島の家族をモチーフにした自伝的物語。

矢島は「3年前に亡くなった父とは8年くらい疎遠だったり、姉2人がファンキーだったり、これまでオープンにしていなかった家族の恥部を出します。家族で起きていることは、ある意味で戦争。イラン情勢とか海外で起きていることが、世界の片隅の家族の戦争とリンクすればいいかな」と思いを語った。

 1980年代にミュージカル「ピーター・パン」で華麗にフライングを披露し、近年も舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」などに出演している榊原は矢島の母親がモデルの辛嶋真智子役。自身初の本多劇場で「(22年に死去した夫の)渡辺に見て欲しかった。普段は仕事の話をしなくても、演劇では『文学座の渡辺徹さん』だったので、アドバイスをもらっていました。渡辺に見てもらって、感想を聞きたかったですね」。天国にいる最愛の夫に思いを巡らせた。

 舞台「戦国無双」「刀剣乱舞」「弱虫ペダル」などで活躍している和田は矢島本人がモデルの辛嶋一眞役を演じる。稽古を通じて「矢島さんの本音は何だろうと脚本を読み解きながら、自分の視点でやるべきことを探しました」。矢島からは「まねはしなくていい」とアドバイスを受け、「バランスを考えながら、自分なりの表現をできれば」と意気込んでいる。

 2人のほか、福田ユミ、岡元あつこ、にしゃんた、アサヌマ理紗、内谷正文、お宮の松、春木生、西野優希、渡辺哲らも出演する。

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