先週から今年の2歳戦がスタートして、さっそく新種牡馬エフフォーリアを父に持つジョドレルバンク(牡2歳、美浦・武井亮厩舎)が産駒初勝利を挙げるなど、フレッシュな話題が多い。今週も東京では様々な注目馬が初陣を迎える予定で、特に話題を集めそうなのがデミアン(牡2歳、美浦・斎藤誠厩舎、父フライトライン)だ。

 父は現役時代、無傷の6連勝で22年のブリーダーズCクラシックを制覇。その戦績はワンサイドでの圧勝の連続だった。今年4月に米国フロリダ州で開催されたOBS(オカラ・ブリーダーズ・セール)社のスプリングセールでは、同産駒の牡馬(母ルクレツィア)が1050万ドル(約16億6000万円)のセール史上最高額で落札されて話題を呼んでいた。

 デミアンは6月13日の東京6R・2歳新馬(芝1400メートル)にレーン騎手とのコンビでデビューする予定だ。斎藤誠調教師は「牧場の時からパワフルな動きが目立つ一頭。筋肉質で好馬体です。活気があって操縦性も高く、完成度も高い」と、春先から素材の良さを高く評価。「フットワークが軽いので、芝でもダートでも、どちらでもいけそう」とも語っており、適性に関しても興味深いところだ。

(坂本 達洋)

編集部おすすめ