ラグビーの男子15人制で今夏の日本代表活動に参加する選手が10日、発表され、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が都内で会見。冒頭、4月に行われたU23日本代表オーストラリア遠征での試合中に、現地審判団へ不適切な発言があったとして6週間(4月24日~6月5日)の指導自粛処分を受けたことについて「この度は、ラグビーに対する敬意を欠く行動をとってしまい、お詫びを申し上げます」と謝罪した。

 日本協会によれば、ジョーンズHCはU23日本代表遠征での3試合において、審判への不服を申し立てる際に不適切な発言を行った。ジョーンズHCは発言した理由について「レフェリーの判断に不公平さが垣間見られ、ハーフタイムに(不適切な)発言をしてしまった。それに対しては謝罪している」と説明。「その件はいったん終わったと自分では思っている。意識は次のイタリア戦に向いている」とした。

 今回の問題は、ジョーンズHCの発言を問題視したオーストラリア協会から報告を受け、日本協会が同HCと代表スタッフにヒアリング。事実確認を行い、協会の倫理および処分規定に照らし、処分に至ったとしている。会見に同席した日本代表の永友洋司チームディレクターは「(ジョーンズHCに)注意ができなかったのは私にも責任がある。そこはエディーさんとも話して、今後の改善について話をしている」と説明した。

 ジョーンズHCは、5日までの6週間の指導自粛と4試合への参加、関与の停止処分を受けた。日本は、リーグワンのレギュラーシーズンで敗退したチームや大学生らで構成される「JAPAN XV(フィフティーン)」が日本選抜として5月に香港選抜と2試合を行った。今後はリーグワンのプレーオフ出場組も合流し、27日に「リポビタンDチャレンジカップ」でマオリ・オールブラックス(パロマ瑞穂スタジアム)戦が行われる。

7月4日に「ネーションズチャンピオンシップ」で日本―イタリア戦(秩父宮)が行われるが、ジョーンズHCはこの一戦まで試合への帯同ができない。

 5月のJAPAN XVの活動では、ニール・ハットリー氏がヘッドコーチ代理を務めていた。

編集部おすすめ