阪神・高橋遥人投手、佐藤輝明内野手が10日、5月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。同一球団の同一選手が2か月連続でダブル受賞するのは、史上初となる。

 高橋は4試合に先発し、3勝負けなし、防御率は1・52と好成績を残した。「うれしいです。試合までの間の期間で、トレーナーさんとか医学療法士の方にケアしてもらってるっていうのが、そこが一番本当に大きい。球数がいっても球速が落ちなくなってきたなっていうのは感じる」と手応えを口にした。

 印象に残っている試合には、5月13日・ヤクルト戦(神宮)と22日・巨人戦(東京D)を挙げた。「ヤクルト戦は初回に点取られてからも、試合を作れたっていうのがよかった。あとは巨人戦で打たれたのが悔しかった」。巨人戦は今季最多の4失点で、7回2死一塁からキャベッジに2ランを浴びた。「やっぱりまだまだだなって。特にキャベッジ選手にホームラン打たれたのは、多少甘かったとはいえ、自信持って投げたボールを打った瞬間ホームランっていう。感情的にはすごい揺れたシーンだった。もっと圧倒的な球を投げられるようにしたいなって、その試合の後に思いました」と悔しさを活力にしている。

 佐藤は25試合に出場して91打数33安打14打点、7本塁打、打率は3割6分3厘と圧巻の成績をマーク。打席内での冷静な立ち振る舞いについては「しっかりと対応できる幅も広がってると思うので、それによって余裕が生まれてるのはあるかもしれない」と明かした。

 セ・リーグ打撃3部門でトップを走る佐藤だが、チームメートで弟分の森下が後を追う形になっている。「二人でいい争いができれば。二人で頑張っていきたい」とライバルの存在は大きい。「1年は長いのでね、悪い時に頑張れるかっていうのが大事」。虎の主砲がここからさらにギアを上げていく。

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