6月8日から12日に行われる4回大井競馬は2歳戦が2鞍行われ、ともに高橋清顕厩舎所属馬が勝った。どちらも500キロ前後と馬格に恵まれ、スプリント戦線で楽しみな逸材だ。

 まずは6月8日の新馬戦(1200メートル)を制したムソルグスキー(牡、父シャンハイボビー)。好スタートも内の馬を行かせて外め2番手を追走。直線半ばで軽く仕掛けられると一気に抜き去り、最後は流す余裕で4馬身差の快勝。時計の1分13秒7は翌日の古馬C1クラス(ともに不良)に0秒2差。2歳馬のデビュー戦としては破格だ。矢野貴之騎手は「能力試験の動きから走るだろうとは思っていたし完成度も高い。ただ、思っていたよりピリピリしていた」と課題を指摘。それでも「2番手から競馬できたのは良かった。しまいもいい脚。落ち着いてくれば距離は対応できると思う」と評価は高い。

 6月9日の2歳戦(1200メートル)を制したケンブラック(牡、父パイロ)も奥を感じされる勝ちっぷり。スタートで後手に回ったが、二の脚でハナを奪取。

直線で後続に外から迫られると二枚腰を発揮し2馬身差をつけて1着。藤本現暉騎手は「1000メートルの新馬戦は2着でしたが、1200メートルならパフォーマンスを上げられると思っていました。器用さがあって操縦性もいい」と高評価。さらに「今日は直線で右手前のままでしたが、追い切りで手前を替えた時はすごい伸びだった。まだ余裕を感じたので、これから楽しみ」と手応え十分。まだまだ伸びしろを期待できそうだ。

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