◆第67回宝塚記念・G1(6月14日、阪神競馬場・芝2200メートル、重)

 上半期G1を締めくくるグランプリが18頭で争われ、ダミアン・レーン騎手騎乗で4番人気のミュージアムマイル(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディーズ)は中団からレースを進めたが、伸びきれず9着。昨年の有馬記念に続く秋春グランプリ制覇はならなかった。

レーン騎手は19年リスグラシュー以来の当レース2勝目はお預けとなった。

 今年は3月末のドバイ・ターフからの始動を予定していたが、情勢不安のため断念。4月末の香港のクイーンエリザベス2世Cに目標を切り替えたが、歩様検査で出走が認められない可能性があったため回避していた。昨年の日本ダービー(6着)以来、1年ぶりのコンビ結成となったレーン騎手と5か月半ぶりの実戦に臨んだが、勝利には届かなかった。

 勝ったのは2番人気のメイショウタバル(武豊騎手)で、勝ちタイムは2分12秒1。1番人気のクロワデュノール(北村友一騎手)が2着。3番人気のダノンデサイル(戸崎圭太騎手)が3着だった。

 ダミアン・レーン騎手(ミュージアムマイル=9着)「スタートしていいポジションが取れました。馬もいいリズムで折り合いも良く、スムーズな展開になりました。残り600メートルあたりでは手応えも良く、自信もありました。ペースアップしてから馬場を気にしていたようで、いつものしまいの脚を見せることができませんでした。もうちょっといい馬場なら、いつもの脚を見せてくれたと思います」

 川田将雅騎手(マイネルエンペラー=10着)「直前の雨により、こういう競馬を選択して、最後まで頑張ってくれました」

 坂井瑠星騎手(シンエンペラー=11着)「行きっぷりが悪くて、ついていくのが精いっぱいでした」

 丹内祐次騎手(ミクニインスパイア=12着)「初めてこういう強いメンバーと走って、こういう馬場で追走に手間取りましたが、馬にとってはいい経験になったと思います」

 岩田望来騎手(スティンガーグラス=13着)「ゲートがあまり速くなくて、最後方からになりましたが、リズムを崩さないように運びました。

3コーナーからペースアップした時に対応しきれなかったけど、最後はこの馬のスタミナでグッと伸びてきてくれました」

 古川吉洋騎手(シェイクユアハート=14着)「ペースと馬場がタフになりすぎたね。最後はバタバタだった。一線級を相手にすると、条件がベストじゃないとね。でも、これがいい経験になると思う」

 西村淳也騎手(ビザンチンドリーム=15着)「急な天気でしたからね。1、2コーナーでノメっていたけど、最後まで頑張って走ってくれました」

 松本大輝騎手(ミステリーウェイ=16着)「スタートして並びを見て、そこから無理には行けなかったので、(控える形に)切り替えたなかでも、気分を悪くせず途中まで走れていました。ここ何走かに比べると、良かったと思います」

 吉村誠之助騎手(シュガークン=17着)「頑張ってくれていましたけどね。馬場もこたえましたし、メンバーも強かったと思います」

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