◆米大リーグ カブス6―8ブルージェイズ(20日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が20日(日本時間21日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、4打数1安打で4試合連続安打、15試合連続出塁をマークしたが、ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)に勝ち越しの16号3ランを浴びるなど最大5点差を守れずにカブスは逆転負けを喫した。

 この日は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンで同僚だったブルージェイズ・岡本も「5番・三塁」でスタメン入り。

直接対決第2戦となった。ブルージェイズの先発は36歳左腕のコービン。23、24年に本塁打を放ち、昨年も2打数2安打2打点をマークするなど、試合前の時点で12打数6安打の打率5割と好相性だった。

 両軍無得点の初回2死走者なしの1打席目は、内角低めのスライダーをすくい上げるようにはじき返して左前安打。4試合連続安打で15試合連続出塁となる安打を放ったが、得点にはつながらなかった。カブスは2回にショーの4号3ランで3点を先取。3点をリードした3回1死走者なしの2打席目はフルカウントから四球を選んで出塁した。

 4回2死の3打席目は、満塁の大チャンスで打席に立ったが、フルカウントから2番手右腕・エストラダの前に右飛。いい当たりだったが、右翼手・ルークスのダイビングキャッチに阻まれた。6回にカブスは、好調クローアームストロングの直近7試合で5発目の本塁打となる16号2ランでリードを5点に広げた。3番手のソーントンがバーショに6号3ランを浴びて2点差に迫られた7回先頭の4打席目は、右腕のホフマンと対戦。ボテボテの当たりだったが、遊撃手・クレメントの失策で出塁も得点にはつながらなかった。

 8回には同点に追いつかれ、ウェブが岡本に16号勝ち越し3ランを被弾。直後の8回裏には1点を返して、1死一、三塁のチャンスで誠也は5打席目に立ったが、フルカウントから低めのナックルカーブに手が出て空振り三振を喫した。

 13日(同14日)の敵地・ジャイアンツ戦で、4回裏の右翼の守備で打球を処理した際に右膝を痛めて途中交代。翌14日(同15日)は、欠場した。それでも15日(同16日)の本拠地・ロッキーズ戦からは指名打者で出場。状態は決して万全ではないはずだが、16日(同17日)からは3試合連続マルチ安打をマークしてこの日の試合を迎えた。

 前日の試合後には、岡本との日本人右打者対決について「シンカーとか、スイーパーとか日本であんまり見ない軌道っていうのが、こっちは多くて、それを打たないといけない。それに慣れるのが難しい。僕が1年目に来た時よりスピードも上がってますし、右打者が難しい状況になっていっているのはもう間違いないと思う。そんな中、何とか食らいついて、やっていけたらなと思いますね」と思いを口にしていた。

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