◆米大リーグ レッドソックス4―1ヤンキース(27日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(32)が27日(日本時間28日)、本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1回裏先頭の1打席目に、メジャー自身初の先頭打者本塁打で、5月24日(同25日)の本拠地・ツインズ戦以来約1か月ぶりの本塁打となる2号先制ソロを放った。

 試合開始早々に吉田が本拠地を沸かせた。

両軍無得点で迎えた1回裏先頭の1打席目。吉田は、ヤンキース先発の23年サイ・ヤング賞右腕コールの高め93・6マイル(約150・6キロ)直球を振り抜くと、右中間にあるレッドソックスブルペンへと飛び込んでいった。打球速度は101・5マイル(約163・3キロ)、打球角度27度、飛距離386フィート(約118メートル)。2試合ぶりの起用に応える先制の先頭弾となった。

 意地を見せた。吉田は、18日(同19日)からの10試合で、スタメン出場はこの日を含めて4試合だけ。代打出場が1試合あったが、5試合は出番がなく欠場だった。しかも前日までの9試合(出場4試合)では、11打数1安打。この日でチームは81試合目だが、出場は54試合のみで、打率も2割4分5厘と苦しんでいる。それでも、スタメン起用に応えると、3回先頭の2打席目にも中前安打を放ち、3打数2安打だった。

 今季はチームで主戦場の外野や指名打者で若手が台頭。出場機会が限られ、特に相手投手が左腕の場合にはスタメン出場しても代打を送られるケースがあり、17日(同18日)の本拠地・ブルージェイズ戦、25日(同26日)の本拠地・ヤンキース戦では満塁のチャンスながら代打を送られる屈辱も味わった。

この日も3打数2安打ながら、7回先頭の4打席目には左腕が登板したことで代打が送られて途中交代となった。

 レッドソックスは、投打がかみ合って同地区のライバル・ヤンキースに3連勝となった。前日26日(同27日)は試合時間が2時間21分で、この日は2時間22分。ヤンキース―レッドソックスの試合で2試合連続2時間22分以内で終わったのは、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、1983年9月27~29日に3試合連続で記録されて以来、43年ぶりだったという。

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