ソフトバンク・中村晃内野手が3日、みずほペイペイドームで現役引退会見を行った。

 「私、中村晃は19年間のプロ野球生活を終える決断をしました。

本当にたくさんの方々に支えられてここまで歩んでこられたと思っています」。プロ19年目で決断した。

 6月8日、小久保監督に「もうしっかりやりきった。おなかいっぱいやりました」と現役引退の意向を伝えた。翌9日に出場選手登録を抹消。その際、真っ先に伝えた選手は柳田悠岐外野手と今宮健太内野手だった。「ずっと一緒に戦ってきた2人で、そこは特別な思いがありましたので。一番先に伝えたいなという思いがありました」。常勝ホークスを共につくり上げてきた盟友に真っ先に打ち明けた。

 2014年には中村晃が143試合、今宮、柳田は全試合出場といずれも自己最多の試合数に出場している。「柳田さんと健太はすごく期待されて、球団からも期待されて、その期待に応えていった。素晴らしい選手だと思いますし、僕は僕で道のないところから自分で道をつくっていったと自分では思っている」とレギュラーをつかみ取ってきたそれぞれの歩みも回想。

「試合に出だした時期も同じくらい。若い時は2人に嫉妬することもありましたし、羨ましいなと思うこともたくさんありました。でもやっぱり、その2人がいたからこそ、自分も成長できたし、ここまでやってこれたなと思う。常にグラウンドに一緒にいましたしね。やっぱりそこは、最初に伝えたい2人だったっていう感じですかね」と当時の素直な思いも述べ、感謝の言葉を口にした。

 ◆中村 晃(なかむら・あきら)1989年11月5日、埼玉県生まれ。36歳。帝京では2年夏から4番に座り、3季連続甲子園出場。高校通算60本塁打。2007年の高校生ドラフト3巡目でソフトバンク入団。11年に1軍デビュー。14年に176安打で最多安打のタイトルを獲得。

20年から4年連続で一塁部門のゴールデン・グラブ賞を獲得。通算1654試合に出場し、5550打数1520安打の打率2割7分4厘、69本塁打、555打点、44盗塁。175センチ、81キロ。左投左打。推定年俸1億2000万円。

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