サッカー北中米W杯▽準々決勝 フランス2―0モロッコ(9日、ボストン競技場)

 前回準優勝のフランス(FIFAランク3位)が、モロッコ(同7位)を2―0で下し、一番乗りで準決勝進出を決めた。後半15分、ボックス内でパスを受けるとわずかにできたスペースで右足を振り抜き、縦回転のシュートでゴール右隅を射抜く先制点を決めたFWエムバペは、今大会8ゴール目でアルゼンチン代表FWメッシと並んで得点ランキング首位タイに立った。

 前半にはPK失敗もあったが、その決定力を見せつけて勝利に貢献したエムバペ。後半32分にピッチで倒れ込んで交代し、状態が懸念されたが「足首に少し打撲を受けたけど、大丈夫です」と大事には至らぬ様子。この試合の走行距離はわずか7キロ。これは16強パラグアイ戦の約8・2キロ、32強スウェーデン戦の約8・1キロよりも1キロ以上少ないデータとなった。

 ちなみに得点王を争うメッシは、延長まで戦った32強のカボベルデ戦で10・4キロ、劇的な逆転勝利を飾った16強のエジプト戦で8・2キロ。11日(日本時間12日)には準々決勝のスイス戦を控える。一瞬の爆発的なスピードを持つ27歳のエムバペと、ふらふらと歩きながら一瞬の隙をつく39歳のメッシ。プレースタイルには違いはあれど、エムバペは余力十分で準決勝進出を決めた、と言える。

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