◆第108回全国高校野球西東京大会▽1回戦 早実6―3八王子(10日・スリーボンドスタジアム八王子)

 ノーシードから甲子園を目指す早実が八王子との初戦に臨み、6―3で勝利し、2回戦に駒を進めた。

 昨夏の西東京大会4強に進出した相手との激突に、試合前に「初戦から強い相手と試合ができる。

そこ(初戦)で勝てたら勢いに乗っていける。一戦必勝」と話していたのは、チームを引っ張る主将・西村悟志内野手(3年)。迎えた初戦、流れを引き寄せたのは主将のバットだった。初回2死、「3人で終わらせたくない、何とか出塁を」と右前打を放って流れを呼び込むと、4番の指名打者・中津井琉真(2年)も安打で続き、田中孝太郎外野手(3年)が中前適時打を放って先制した。

 2回には大きな一発も飛び出した。西村が2死一、二塁の好機で初球のスライダーを強振。和泉実監督(64)が「あのホームランは大きかった」と評価した豪快な3ランを放ち、一気に流れを引き寄せた。もともと本塁打を打つタイプではない西村だが、「高木(健征)や深谷(岬)がチャンスを作ってくれたので、かえすしかないと思って。伸びてくれ、越えてくれ、と思いながらやっていた」と主将自らのバットで勝利を手繰り寄せた。

 初戦を突破し、次戦は13日に田無と対戦する。「夏の大会は気持ちの部分が大きい。絶対に勝つという気持ちが全員にあったから結果が出た。

ここで慢心せずに次もいい球をしっかり打つことを心がけたい」と謙虚な姿勢で次を見据えていた。

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