◆米大リーグ ジャイアンツ―ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が8日(日本時間9日)、敵地・ジャイアンツ戦に「6番・三塁」でスタメン出場し、21号満塁弾を放つなど、5打数2安打4打点でチームの勝利に貢献した。先発したディアラン・シース投手(30)は、8回まで115球で無安打無失点投球をしてノーヒットノーランまであと3アウトだったが、9回先頭に中前安打を浴びて偉業達成はならなかった。

 ジャイアンツの先発は、21年から5年連続で2ケタ勝利を挙げ、昨季は自己最多タイの15勝を挙げたエース右腕のウェブ。岡本は初対戦だった。

 初回1死の1打席目はいきなり満塁の大チャンス。1ボールからの2球目、ウェブの91・8マイル(約147・7キロ)シンカーを逆方向にはじき返すと、右翼フェンスに跳ね返ったかのようにも見えて岡本はスピードを上げて走ったが、本塁打判定となった。ジャイアンツはチャレンジしたが、覆ることなくメジャー自身初のグランドスラムに岡本は少し戸惑いながらも笑みを見せた。2試合ぶりのアーチとなる21号グランドスラムの打球速度は99・1マイル(約159・5キロ)、飛距離は340フィート(約104メートル)、打球角度は34度だった。メジャー自身初の満弾で、大谷翔平(当時エンゼルス)が18年に樹立した日本人1年目の最多本塁打22本に王手をかけた。

 5点リードの4回先頭の2打席目は空振り三振を喫し、6回無死二塁の3打席目も投ゴロ。8回1死一塁の4打席目は、2番手右腕・ビブンズに2ストライクと追い込まれながら中前安打を放ち、6試合ぶりのマルチ安打をマークした。9回1死の5打席目は右飛に倒れた。

 6日(同7日)の敵地・ジャイアンツ戦で、6回2死走者なしの3打席目に、先発右腕・ループから3試合ぶりの安打で、出場した試合では8試合ぶりの本塁打となる20号ソロを放った岡本。前日7日(同8日)も右前安打を放ち、2試合連続安打をマークしていた。

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